まだ梅雨に入ったばかりで少し早いかもしれないが、夏といえばやはり「階段」であろう。
…あ、違う?「怪談」?あ、そうそう。

chackyは霊感はない(と思う)が、ある年奇妙な経験をした。

その前に、これを言っておかないと説明が付きにくいので暴露するが、chackyは実は“バツイチ”である。

これは当時(っても2〜3年ほど前の話だが)結婚していたとき住んでいた家にて、嫁さんが出張か何かで不在しており、chackyが家に1人でいたとき。

夜寝ていて、ウトウトしかけていたそのとき!

背中を拳(と感じた)で“ゴン”と殴られた。一気に目が覚めた。

冷静に考えてみてほしい。

仰向けに寝ている人の背中を殴るというのはどう考えても不可能な話だ。しかも1人で寝てるというのに。

その時はまた睡魔に襲われたので寝てしまったが、翌朝起きてそのことを思い出してゾッとした。

またある日、chackyは食事の後片付けをしていた。
下図はその家の簡単な間取りの一部だが、図でいうと「☆」の位置だ。
     
  ?玄?
  ?関?______
  ? ? 流し台
  ?●  ̄ ̄☆ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄  ? ダイニング
 部屋 ?______

ダイニングを出ると玄関に通じる廊下もどきがある。chackyの立っている位置からはちょうど左真横に廊下が見える。

しかし、洗い物をしているのだから廊下の方向は視界の限界ギリギリであることは図を見てもだいたい察しがつくと思う。

その視界の端、図の「●」のあたりで“何か”が、



…フッ…



…と動いた…。

…ような気がしたのだ。

「ん?」と思って廊下の方を見たときには既に何もなくいつもの廊下が見えているだけ。

当然「気のせい」だと思い、洗い物を続けるchacky。

しかしその後2度、3度とその“何か”は動いた。

驚いたことに2度、3度繰り返すうちにその“何か”が黒っぽくて大きさにしてだいたいスイカぐらい、それが足元の高さを移動しているのだというのが分かってきた。

普通、視界の端に見える物の色や形というのは眼球の構造上分かるはずなどないのだが…。

しかし、なんとなく「感覚」で感じたのだ。

  そしてその“何か”の視線を…。

その日はそれ以降気配は感じなかったが、また別の日に同じことが起こったこともあった。

「まあでも所詮気のせいだろう」とあまり気にも留めなかったし、嫁さんにそんな話をして無駄に怖がらせることもないだろうと嫁さんには黙っていた。

しかしある日、何かの拍子にそんな話になり、ついその話をしてしまったのだが、なんとびっくり!
嫁さんも同じ体験をしたというのだ。

一体あれは何だったのか…。

それからしばらくして「家の中の写真を撮ってみよう」ということになり、家の中の写真をバシャバシャ撮りまくって現像に出した。

次の日できた写真を取りに行き、見た途端全身身の毛がよだった。そして愕然とした。

玄関のドアを撮った写真、図で言うとちょうど「●」の位置から撮ったものだが、そこには…

数個の白く半透明な物体が浮遊しているのが写っていた。

以前TVで心霊写真特集で「霊魂です。」と言っていたのと同じ物だったので余計に寒気がした。

「レンズに水滴でも付いてたんだろう」と言う人もいたが、chackyはあれは霊魂だと思う。

chackyは霊の存在を信じている。
別に「怖いから、祟りがあるから否定しちゃいけないのだ」というわけではない。

霊というのは畏敬の存在である、と考えている。「恐ろしいもの」なのではなく「畏れ多い」ということだ。

昔の人が言うこと、例えばことわざや知恵袋なんかも現代においても通用することである。

では、昔の人が霊の存在を畏れ、大事に奉り、敬うことをしたのは何故だろうか?
やはりそこには何かしらの理由があったからに違いない。

だからchackyは信じる。

みなさんも霊の存在を決して否定したりバカにしてはいけない。
かといって必要以上に「恐れる(怖がる)」こともないと思うが。

現にchackyの先祖の墓参りをしてからは、そのような奇妙な現象が起こることはなくなった…。

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